こんにちは、りゅうさん鍼灸整体院です。
今回は、熱あたりの原因のひとつとして見逃せない「冷房ストレスと内熱の関係」についてお話しします。
🔶 実は夏は“冷えてる”?でも中は熱い…!
「クーラーの効いた部屋にずっといたのに、なんだか顔が火照っている」
「手足は冷たいのに、寝汗をかいたり微熱が続いたりする」
これらは、まさに“冷えの中に熱がこもっている状態”=内熱(ないねつ)のサインです。
🔶 東洋医学でいう「外寒内熱(がいかんないねつ)」
この状態は、外側が冷え(寒)、内側に熱がこもる(熱)ため、東洋医学では「外寒内熱」と呼ばれます。
こんな人は注意!
- 手足やお腹が冷えているのに顔や上半身が火照る
- 汗をかきたいのに、あまり出ない or 寝汗ばかりかく
- 夜になると微熱っぽくなる、イライラする
- エアコンの効いた室内にいる時間が長い
これらは自律神経のアンバランス(交感神経が過剰)が関係していることが多く、体温調節がうまくできずに熱が体内に滞っている状態です。
🔶 熱をこもらせない体づくりがポイント!
▶ 鍼灸でのアプローチ
- 大椎(だいつい):首のつけ根のツボで、熱を抜きやすくする
- 百会(ひゃくえ):頭部の熱を逃し、自律神経を整える
- 太衝(たいしょう):気の巡りをよくして、熱が溜まらない体へ
- 内関(ないかん)・合谷(ごうこく):自律神経を穏やかにし、リラックスモードへ切り替え
施術では、背中~頚椎の調整も組み合わせることで、汗腺や体温調節の神経の働きがスムーズになり、体の芯にこもった熱を自然に発散できるようになります。
🔶 自宅でできる「内熱対策」セルフケア
✔ ツボ押し&クールダウン
- 太衝・合谷・百会を3秒ずつゆっくり押す × 3セット
- 額や頭頂部を「冷タオル」で軽く冷やす(長時間の冷却はNG)
✔ 日常生活でのポイント
- 冷房は“冷やしすぎない”&風を直接当てない
- 腹巻・レッグウォーマー・首元を冷やさない工夫
- 寝る前に軽いストレッチと深呼吸で熱の巡りを促す
🔶 鍼灸・整体で「自律神経のスイッチ」を調整しましょう
冷房による体温調節の乱れは、交感神経優位が続いている状態。
りゅうさん鍼灸整体院では、
- 自律神経を整える首・背中の整体
- 熱の滞りを改善する鍼灸施術
…を組み合わせることで、熱が自然に抜ける体づくりをサポートしています。
次回(第4回)は、熱あたり予防と回復に効果的な鍼灸・整体の活用法をご紹介します。
「受けどきは?」「施術の頻度は?」などにもお答えします。
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