東洋医学からみるアプローチと自律神経の整え方
こんにちは、新鎌ヶ谷の「りゅうさん鍼灸整体院」です。
前回は「夏バテの正体と自律神経の関係」についてお話しました。
今回は、
「鍼灸って本当に夏バテに効くの?」
「どうして自律神経が整うの?」
といった疑問に、東洋医学の視点からお答えしていきます。
🌡️夏バテの正体=“内臓疲労”と“神経の疲れ”
夏バテで現れる不調の多くは、
- 胃腸の機能低下
- 体温調節の失敗
- 睡眠の質の低下
- 心身の倦怠感や無気力感
といった、「内臓の疲れ」や「神経の疲れ」が関係しています。
鍼灸は、これらの乱れたバランスを整えるのがとても得意です。
🧧東洋医学では「気・血・水」と「五臓六腑」を整える
東洋医学では、体の不調を「気(エネルギー)・血(栄養)・水(体液)」の巡りで捉えます。
夏の不調はこんな状態が多い:
- 気が消耗しやすい(エネルギーダウン)
- 胃腸に“湿(しつ)”がたまってむくみやすい
- 心(しん)に熱がこもって眠れない・不安定になる
鍼灸では、ツボを使って**「気・血・水の流れを改善」**し、
「五臓六腑」のバランスを整えることで、夏の不調を根本からケアしていきます。
🎯夏バテにおすすめの鍼灸アプローチ
以下のようなツボや施術方針が、夏バテケアには有効です。
🔹中脘(ちゅうかん)
- 胃の働きを整え、食欲不振や胃もたれに◎
- みぞおちとおへその中間あたりにあります
🔹内関(ないかん)
- 自律神経を整え、吐き気・動悸・不安感などに◎
- 手首の内側、シワから指3本分ほどひじ寄り
🔹百会(ひゃくえ)
- 頭のてっぺん、リラックスと全身調整に◎
- 自律神経を整え、気の巡りを助けます
これらのツボを、鍼やお灸で優しく刺激することで、
神経・胃腸・心のバランスを同時に調整できます。
🏠自宅でできるセルフケア:お灸or温タオルでじんわりケア
セルフお灸があれば「中脘」や「内関」にすえるのが理想ですが、
市販のお灸がない方は「温めるだけ」でも効果的です!
🔸やり方:
- 蒸しタオル or ホッカイロをツボの場所に当てて、5〜10分
- 朝や就寝前に行うとリラックスしやすくなります
🌿ポイントは**「冷えすぎたお腹・内臓まわりをいたわること」**です。
🧘♀️鍼灸で自律神経を整えると…
- 呼吸が深くなる
- 胃腸が穏やかに動く
- 不安感やイライラが落ち着く
- 睡眠の質が改善する
など、体と心の両方が自然と“夏仕様”に整ってくるのを実感いただけます。
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