自律神経は何をする?

りゅうさんの豆知識

自律神経は、交感神経と副交感神経からなります。
内臓や代謝、体温といった体の機能を24時間体制で調整する神経のことです。
主に心身を活発にする交感神経と、心身を休ませる副交感神経がバランスを取りながら、私たちの体を支え調整してくれています。

自律神経が乱れると最近言われることが多いですが、特定の人が乱れやすい訳ではなく、誰でも起こる現象です。自律神経の不調をきたし乱れたりすると、心身の調子が悪くなりがちです。
最近は特に、SNSや仕事の環境の変化もあり心身にストレスを感じる人も多く、自律神経が乱れやすい環境であると言われています。

自律神経が乱れるキッカケ

自律神経が乱れるキッカケは千差万別。
そんなことで乱れるの?と思う方もいるかもしれませんが一人一人の感受性、物事の捉え方は違うので絶対これで乱れる、乱れないはありません。
大きなキッカケがある人もいれば、些細な事や日々の積み重ねで調子を崩す方もいます。
仕事の忙しさやストレス、家事や育児など多岐にわたります。
一人一人違うので周りと比べる必要はありません。
周りと比べる習慣もまた自律神経を乱すキッカケになるかもしれません。

自律神経の乱れとは

自律神経が乱れた状態とは交感神経と副交感神経のバランスが崩れた状態です。
例えば、忙しく緊張状態が続くようなことがあれば交感神経が過剰に働きすぎ心拍が促進され動悸がしたり、夜になっても眠れない不眠や、肩に力が入り肩こりや頭痛、食いしばりなどの症状があらわれることもあります。

このような症状を総じて、自律神経失調症と呼ぶこともあります。
自律神経失調症は誰でもなりうる状態です。
心身のSOSのサインでもあります。

今回のまとめ

先ずは自律神経というものがどういったものかを書いてみました。
「自律神経の乱れ」「自律神経失調症」など聞いたことがある言葉もあったかと思います、言葉だけを聞くと何かぼんやりとイメージできても実際には何かよくわからない方もいたのではないでしょうか。
当院でも「最近なんだか自律神経が乱れてる」とお伝えしてくださる方もいますが実際なぜ乱れているのかを理解していない方もおられます。
なぜ乱れて調子を崩しているのか、ここを理解することが大切で難しいところでもあります。

自律神経の記事を書いていく上で読んでいただいた方の知識に少しでもなればと思います。
もし最近調子が悪いなと感じている方がいるなら、頑張りすぎていませんか?
色々しなければいけないと思いすぎてませんか?
ふと振り返って今までやってきたことを思い出してください。たくさんの事をやっていませんか?
たまにはボーっとするとか、お昼寝をするとか息抜きもしてみて下さい。

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