美容鍼灸（びようしんきゅう）は、皮膚や顔の筋肉などの組織や細胞を刺激し、体の内側に働きかけ、人が本来持つ自己治癒力を引き出す美容法です。
鍼をすることにより、肌だけではなく、肩こりや足のむくみ、胃や腸の改善などを行い肌・体が本来が持っている回復機能を活性化させます。また、使用する鍼は、髪の毛よりも細い鍼を使うので、刺された時の痛みもほとんどありません。
●期待できる効果
・血行促進で顔色が明るく
美容鍼をすることにより、顔色が明るくよくなります。
鍼を打つことにより体が損傷している部位を修復（自己治癒力）しようとし、血液が集まり、顔の血流をよくするからです。状態にもよりますがくすみが改善したり、顔色がよくなったりします。
・肌の奥まで鍼が届いてハリのある肌に！
肌は、一番外側が表皮、次に真皮、その下が皮下組織になっています。
肌に張りを与えるコラーゲンは真皮の構造を作る主要タンパク質の一つで、皮膚に耐久性を与えます。また、真皮のもう一つの構造タンパク質であるエラスチンは、皮膚に弾力性を与えるという働きがあります。
つまり、真皮（その中でも線維芽細胞）に刺激を与えることでぷりっと張りのあるお肌になるということです。
美容鍼では、真皮にある線維芽細胞に少しの傷つけ細胞の自己治癒力を引き出し、線維芽細胞自体を活性化させます。その過程でコラーゲンなどが生成され、肌質を根本から改善していくことが期待できます！
・フェイスラインをスッキリ！
顔のたるみは、顔の筋肉（表情筋）が硬くなったりそれにより浮腫みやすくなったりするものが多いです。年齢とともに筋肉も衰え、顔のたるみに繋がります。
筋肉に刺激を与えることにより、筋肉のコリをとり血流をアップすることでたるみや浮腫みの改善やリフトアップが期待されます。
・ターンオーバーサイクルを正常にし肌質改善
ターンオーバーとは、約28日かけて徐々に肌の生まれ変わりをします。
肌は奥から基底層⇒有棘層⇒顆粒層⇒角質層となり最後は角質となってはがれ落ちます。
美容鍼を行うことで、肌のターンオーバーのサイクルを正常にすることができこの時に、表皮にとどまっていたシミの元であるメラニンも排出されるので、美容鍼をすることで、シミ対策も期待されます。
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