自律神経は交感神経と副交感神経の2つから成り、自分の意思とは関係なく働く神経 で、体のさまざまな機能を自動的に調整する役割を持っています。具体的には、以下のような働きをします。
自律神経の主な役割
・心拍数や血圧の調整(運動時に心拍を上げ、休息時に下げる)
・呼吸のコントロール(無意識に呼吸を調整)
・消化・代謝の管理(食べたものの消化やエネルギーの調整)
・体温調節(汗をかいたり、血管を収縮させたりする)
・ホルモン分泌の調整(ストレス時にアドレナリンを出すなど)
・睡眠・覚醒のリズム調整(昼は活動的に、夜はリラックス)
🔴 交感神経と副交感神経の働き
自律神経には 「交感神経」 と 「副交感神経」 の2つの系統があり、バランスを取りながら体を調整します。
● 交感神経(戦う&逃げるモード)
- 活動・緊張モード(昼や運動時に活発)
- 心拍数や血圧を上げる
- 呼吸を速くする
- 汗をかきやすくする
- 血糖値を上げる(エネルギー供給)
〇 副交感神経(休む&回復モード)
- リラックス・回復モード(夜や休息時に活発)
- 心拍数や血圧を下げる
- 消化を促進する
- 体温を下げる
- 眠りを深くする
この2つがバランスよく働くことで、健康が保たれています!
「自律神経が乱れる」とは、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、体調不良やストレス症状が出ることを指します。ストレス管理や生活習慣を整えることで、バランスを取り戻すことができますよ!