■ 出産後、「なんだか元気が出ない」その理由
出産という大仕事を終えたママの体は、想像以上に繊細な状態。
「腰や恥骨が痛い」「夜に何度も目が覚める」「気分が落ち込みやすい」
そんなお悩みを感じる方は少なくありません。
実はその背景には、自律神経の乱れが大きく関係しています。
妊娠・出産・授乳といった過程でホルモンバランスが大きく変化し、
体のリズムを整える自律神経(交感神経・副交感神経)のバランスも崩れやすくなります。
さらに、睡眠不足や抱っこによる筋緊張、慣れない育児によるストレスが重なることで、
「体も心も常に緊張している状態」になりやすいのです。
■ 施術で気づく体の特徴
産後のママのお体を診ていて特に感じるのは、次のような共通点です。
- 骨盤の歪みや開き
- 呼吸が浅く、肩や胸が硬くなっている
- 首や肩のこわばりが強く、背中が張っている
- 胃腸の動きが弱く、便秘や冷えがある
これらはすべて、自律神経のバランスが崩れているサインでもあります。
体が緊張して呼吸が浅くなると、副交感神経(リラックスの神経)が働きにくくなり、
結果的に「疲れが取れない」「眠れない」「イライラする」という悪循環に。
■ 鍼灸・整体で起こる変化
鍼灸や整体では、
筋肉や骨盤のバランスを整えながら、自律神経に優しくアプローチしていきます。
施術を受けたママからは、こんな声をよくいただきます。
「体が軽くなって、呼吸がしやすくなった」
「夜、久しぶりにぐっすり眠れました」
「イライラが減って、子どもに優しく接する余裕ができた気がします」
体が整うと、自然と心のゆとりも生まれます。
これは「副交感神経がしっかり働くようになった」証拠。
つまり、体のバランスを整えることで、心も穏やかに戻っていくのです。
■ 自宅でできる簡単セルフケア
施術後の状態を長持ちさせるために、
ご自宅でもできる簡単なケアを取り入れてみましょう。
🌬 深呼吸
3秒かけて鼻から吸い、6秒かけて口からゆっくり吐く。
1日数回、意識的に呼吸を整えるだけで副交感神経が働きやすくなります。
💆♀️ ツボ押し
おすすめは「合谷(ごうこく)」と「三陰交(さんいんこう)」。
・合谷:親指と人差し指の骨が交わるくぼみ(ストレス緩和に)
・三陰交:内くるぶしから指4本分上(冷え・ホルモンバランスに)
💤 赤ちゃんが寝ているときにママも一緒にお昼寝・目を閉じる時間を作る
10〜15分でもOK。
目を閉じるだけでも脳と神経の休息になります。
■ まとめ
産後の不調は「体力不足」だけでなく、
自律神経とホルモンのバランスの乱れが深く関わっています。
焦らず、少しずつ「整える」時間を持つことで、
体も心も軽やかに戻っていきます。
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