【産後ケア】秋バテ・疲れ・情緒の波…季節の変わり目に起こる産後不調と、自律神経を整える鍼灸ケア

りゅうさんの豆知識

🍁季節の変わり目、なんだか疲れが抜けない…

「朝起きてもスッキリしない」「少しのことでイライラしてしまう」
そんな声が増えてくるのが、秋のはじまりです。

特に産後のママは、ホルモンや自律神経の変動が大きく、
季節の変わり目に体調や気分が揺らぎやすい時期。
実は“秋バテ”という形で体に出ていることも少なくありません。


🌿産後ママが“秋バテ”しやすい理由

秋は、朝晩の冷え込みと日中の暑さの差が激しく、
自律神経が気温差に対応しきれなくなりやすい季節です。

さらに、産後の体は

  • 授乳や睡眠不足で「エネルギー(気)」が不足しやすい
  • 出産による「血(けつ)」の消耗で冷え・疲れが残りやすい
  • 栄養バランスの乱れで胃腸が弱りやすい
    といった特徴があります。

そのため、秋になると
✔︎ 倦怠感
✔︎ 眠りの浅さ
✔︎ むくみ・冷え
✔︎ イライラや気分の落ち込み
などの不調が出やすくなるのです。


🌸東洋医学で見る産後のからだと心

東洋医学では、出産によって「血」が大きく消耗し、
体を動かすエネルギーである「気」も不足する状態を
“気血両虚(きけつりょうきょ)” と考えます。

この状態が続くと、
・疲れやすく回復しづらい
・感情の波が大きくなる
・胃腸の働きが低下し、栄養を吸収しにくい
などの不調が起こりやすくなります。

さらに秋は「肺」と関係が深く、
呼吸が浅くなりやすい時期。
浅い呼吸は副交感神経を働かせにくく、
リラックスしづらい状態をつくってしまいます。


💆‍♀️鍼灸・整体でできるサポート

産後の秋バテ・自律神経の乱れには、
体の“巡り”を整えるケアが効果的です。

鍼灸では

  • 自律神経を整えるツボ(百会・内関など)
  • 胃腸を助けるツボ(足三里・中脘など)
  • 冷えを温めるツボ(三陰交・関元など)
    を中心に施術します。

整体では、
・骨盤や背骨の歪みを整え
・呼吸を深くできる姿勢を取り戻し
・自律神経が安定しやすい体へ導いていきます。

「なんとなく元気が出ない」そんな状態のときこそ、
体の声に耳を傾けるタイミングです。


🏠自宅でできるセルフケア

  1. お腹・足首を冷やさない
     → 温めることで内臓と自律神経の働きをサポート。
  2. 深い呼吸を意識する
     → 吐く息を長めにするだけで、副交感神経が働きやすくなります。
  3. おすすめのツボ
     ・足三里(あしさんり)…胃腸を整え、全身のエネルギー補給に
     ・三陰交(さんいんこう)…ホルモンバランスや冷えに
     ・関元(かんげん)…お腹の冷え・元気不足に

🌼おわりに

産後の体は「回復の途中」。
がんばることよりも、“整える時間”を大切にしてほしい時期です。

気温や気圧が変わる秋は、自律神経が乱れやすくなります。
体を温めて、呼吸を深めて、心もゆるむ時間を過ごしてみてくださいね。


📍新鎌ヶ谷のりゅうさん鍼灸整体院では、
産後の体調不良や自律神経の乱れ、不眠、肩こり・腰痛など、
“がんばりすぎる体と心”をやさしく整える施術を行っています。

産後の不調や、自律神経の乱れでお悩みの方は、
お気軽にご相談ください。

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