こんにちは。
5月病の正体と、自律神経との深い関係を前回までにお伝えしてきました。
今回は、「なぜ鍼灸や整体が5月病に効果があるのか?」という点についてお話しします。
■ 鍼灸や整体で“自律神経に直接アプローチ”できる理由
多くの方が「鍼灸や整体って肩こりや腰痛のためのものでは?」と思われがちですが、
実は自律神経のバランス調整にも非常に有効です。
その理由は、以下の3つに集約されます。
① 「ツボ」と「経絡」が神経・血流に働きかける
鍼灸は、東洋医学でいう「気血の流れ(=エネルギーの通り道)」を整える方法です。
これが現代医学的に見ると、神経・血管・筋肉への直接刺激となり、以下のような変化をもたらします。
- 副交感神経(リラックスモード)を優位にする
- 血流を改善し、内臓の働きを整える
- 緊張した筋肉をゆるめ、脳への緊張信号を遮断する
つまり、体の外から整えることで、内側のリズムを調整できるのです。
② 整体で“ゆがみ”を整えると、神経伝達もスムーズに
整体では、姿勢や骨盤のバランスを調整しますが、これは神経や内臓の働きに大きく関係します。
- 骨盤がゆがむ → 自律神経が通る背骨にストレス → 自律神経のバランスが乱れる
- 姿勢の崩れ → 呼吸が浅くなる → 自律神経が交感神経優位になりやすい
こうした体の「ズレ」を整えることで、呼吸が深くなり、リラックスモードに切り替わりやすくなるのです。
③ 触れられる安心感が“副交感神経”を刺激する
人の手によるタッチや施術には、「安心感・信頼感」がともないます。
これは、副交感神経の働きを活性化させる要因となります。
特に、一人で悩みを抱えている方にとっては、心のケアにもつながるのです。
■ 自宅でできるツボケア:労宮(ろうきゅう)
ストレスによる緊張感をゆるめたいときにおすすめなのが「労宮(ろうきゅう)」です。
▷ ツボの場所
手のひらの中央。手を軽く握ったとき、中指の先が当たる位置。
▷ 押し方
親指でゆっくり5秒押して、3秒休む。これを5回程度。
▷ 効果
- 緊張や不安感の緩和
- 自律神経の安定
- 手のひらの汗・ほてりの軽減にも◎
🏠 不調は「整えてあげる」ことで回復へ向かいます
「5月病」は、心の問題だけではなく、体のバランスの崩れが引き金になることも多いのです。
りゅうさん鍼灸整体院では、
あなたの不調に合わせたオーダーメイドの施術で、自律神経を整えるサポートを行っています。
- 鍼灸で体の内側からアプローチ
- 整体で姿勢と神経バランスを調整
- 丁寧な問診と体質別ケアで、5月病を根本からケア
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