「自律神経の乱れが引き起こす5月病のメカニズムとは?」

りゅうさんの豆知識

こんにちは。
前回は、5月病の正体とその原因についてご紹介しました。
今回はさらに一歩踏み込んで、自律神経との関係に焦点を当てていきます。


■ 自律神経って何をしているの?

まず簡単におさらいです。

自律神経とは、体のあらゆる機能を自動でコントロールしている神経
たとえば…

  • 呼吸・心拍・血圧・体温調節
  • 胃腸などの内臓の働き
  • 眠気や目覚めのリズム
  • ストレスへの反応

このような働きを意識せずに調整してくれているのが自律神経です。

そして自律神経には2つのタイプがあります:

  • 交感神経(活動モード):日中や緊張時に働く
  • 副交感神経(リラックスモード):夜間や安静時に働く

この2つがバランスよく働いてこそ、私たちは元気で快適に過ごせるのです。


■ 春〜初夏は「自律神経が乱れやすい季節」

5月病の裏には、この自律神経のバランスの乱れが深く関わっています。
なぜ春から初夏にかけて乱れやすいのか?以下の3つが大きな理由です。

① 寒暖差と気圧の不安定さ

朝晩と日中の温度差が大きく、天気も変わりやすい5月。
これに体が対応しようとして、自律神経がフル稼働→疲弊しやすくなります。

② 新生活のストレス反応

4月に新しい環境で緊張を続けていた体は、5月になると疲れが出て、
副交感神経がうまく働かなくなることが多いです。

結果として「寝ても疲れがとれない」「やる気が出ない」といった症状に。

③ ホルモンバランスの影響

自律神経はホルモンと密接に関係しており、特に女性は生理周期なども相まって、春先は影響を受けやすくなります。


■ 自律神経が乱れると、どんなことが起きる?

  • 眠れない、寝ても浅い
  • 胃がもたれる・食欲が出ない
  • 頭が重い、ふわふわする
  • 疲れが抜けず、集中できない
  • 感情が不安定になる(イライラ・不安感)

これらが重なると、まさに「5月病」といわれる症状になります。


■ 自宅でできるツボケア:内関(ないかん)

ストレス性の不調や、胃の不快感にも効果的な「内関(ないかん)」をご紹介します。

▷ ツボの場所

手首の内側のシワから指3本分ほどひじ寄り、2本の腱の間。

▷ 押し方

親指で3〜5秒やさしく押し、3秒休む。これを5回。
左右どちらでもOKですが、疲れている方の手がおすすめです。

▷ 効果

  • 自律神経のバランス調整
  • 胃腸の不快感に
  • 不安やモヤモヤ感の軽減

🏠 心も体も、整えることが大切です

自律神経の乱れは、「見えない不調」として表れます。
だからこそ、体を整えることからのアプローチがとても有効です。

**りゅうさん鍼灸整体院(新鎌ヶ谷)**では、5月病や自律神経の乱れに対し、体質や状態に合わせたケアを行っています。

  • 鍼灸で自律神経の反応を整える
  • 整体で全身の血流と神経バランスを調整
  • 不調の「根本」を探るカウンセリング

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